40代後半からの食生活改善日記 à Paris

不耐性により、牛乳・卵・小麦粉なしの生活。

腸内細菌などに関する仏語番組

 2日前にarteで放送された腸内細菌や腸内環境

に関する番組がとても興味深かったので、

仏語の番組ですが、貼っておきます。

 

Microbiote, les fabuleux pouvoirs du ventre

(微生物叢、お腹の素晴らしい能力)

 

Le ventre, notre deuxième cerveau

(お腹、第二の脳)

 

どちらもventreを「お腹」と書きましたが、

内容からして腸(intestins)のことだと

思います。

 

最初のビデオは、腸内細菌に関する話。

赤ちゃんが生まれてくる際に産道の細菌を受け継ぐ

ことから始まり、現代人の持つ腸内細菌の種類が

都会からほど遠い場所の部族の人たちの持つ

腸内細菌の種類の半分ほどであることや、

種類が多種であるほうがより健康であること、

なぜなら腸内細菌そのものが宿主である人体に

とっていわば薬の役割を果たす物質を放出して

くれているという話、

抗生物質の過剰な使用が腸内細菌を激減させる

原因になっていること、

失われた腸内細菌を補うために行われる

「便移植」の話、等など、

興味深い話がコンパクトにまとめてあります。

 

(二番目のビデオはまだちゃんと見てないのですが…

腸と脳の関連性の話でした。)

 

便移植の話は前にもテレビで見たことがあります。

衝撃的ですが、本当にそれで不快症状が無くなる

のなら、試してみたくなります。

(現時点では、重篤な疾患にのみ施術されている

そうです。)

 

近年、腸と脳の関係がよく言われるように、

私もその関係性を少しずつ実感しています。

なので、胃腸を改善することで、体の症状だけでなく

心の状態も改善できるのではないかと、

思うんですよね。

 

神経質にあれこれ気にしたいわけでは無いのに、

バカみたいだと自分でも思うのに、

気になって仕方なかったり落ち着けなかったりで、

心身ともに疲労困憊することがあります。

そういうことが、精神的な治療法では改善しない

場合も多々あると思うので、

同時に腸内環境を見ていくと良いのではないかと

思います。

 

もしも、ストレス耐性を高めてくれたり

食物不耐性を改善できるのなら、

便移植にも挑戦してみたくなります。😁

 

不定愁訴の改善に役立つ研究が

進みますように。🙏