サーディンの水煮缶を比較 sardines au naturel
少し前に、友達に「魚の缶詰の美味しいの
知ってる?」と聞かれたことがありました。
消化に良い食べ物の話などをしていた時で、
私がオイルサーディンが食べられなくなった
こと等を話していました。
(青魚+油が、ね〜😅)
その時初めて、サーディンの水煮缶というのが
あると友達に教えてもらいました。
長年フランスに住んでますが、オイル漬けしか
無いものだと思ってた私はびっくり!😲
でした。
(フランス人の夫も知らなかったくらい
ですから。笑)
水煮なら食べられるかも!
カルシウム補給にうってつけ!
と思って探してみたところ、ありました!😃
すべてのお店に必ずあるというわけでは
無いみたいですが、1種類くらいなら
置いているお店が多いです。
サーディンの缶詰は背骨まで柔らかく、
骨まで丸ごと楽に食べられるので、
乳製品を摂らない場合の手軽なカルシウム補給
にちょうど良いんじゃないかなと思います。
あちこちのスーパーで水煮サーディンを
4種類買ってきて、比べてみました。
【 ① CONNÉTABLE 】
普通のスーパーによく置いてあるのが、これ。
CONNÉTABLEのサーディンの水煮缶
(↑これよりも美味しいの知ってる?と、
先の友達に聞かれたのでした。)
Monoprixで2€弱でした。
中はこんな感じ。
(原材料は、サーディン、水、レモン、塩、天然香料。)
早速食べてみたところ。
水煮だから味が薄いだろうし、そのまま食べても
美味しく無いかも?と思ってたんですけと、
実はうっすら味が付いてて、そのまま
白ご飯&お味噌汁と一緒に一缶まるごと食べ
ました。
そんなに悪くは無かったというか、
むしろ予想してたよりも美味しかったです。
意外とイケました。
ただ、安いだけに、鮮度が少し他より劣るのかも?
と感じさせる味でした。
(鮮度の良いオイルサーディンは4€くらい
しますから。)
サーディンの産地が明記されていないので、
外国から魚を輸入して缶詰作業だけフランスで
しているのかも?
【 ② Les Mouettes d'Arvor 】
次に食べたのが、これ。
これも普通のスーパーで購入。
G20で3€弱でした。
コンカルノーで手作業で作られている缶詰。
あの辺りはサーディン缶詰の小さな工場が
いくつもあります。
沖で採った魚を水揚げしてすぐに詰める
ようですから、きっと新鮮に違いない。😄
中はこんな感じ。
買った時は、うっかりしてて気が付かなかった
んですが…
これ、フィレでした!😣
カルシウム補給にと思っていたのに、
3枚におろしてあって、肝心の背骨が無い。(笑)
味はやはり、CONNÉTABLEのよりも新鮮な感じ
がします。
(でももうこれは買わないかな。骨が無いんじゃ…)
この先は、ビオ(Bio: 無農薬)のお店で買った
ものです。
【 ③ CAPITAINE Nat'】
これはビオのスーパー Naturaliaで3,40€でした。
他のサーディン缶よりもわずかに小さい気が
したので見てみたら、水を捨てて魚だけの
重さで80gだそうです。(普通は95gくらい。)
シーズン中に公海で獲られたサーディン
というようなことが書いてあります。
消化に良くするため、サーディンはオーブン
で焼いてから詰めてあるそうです。
開けてみると…
見た目からして、違う!
ぷっくり太ったサーディンがきれいに並んでいて、
色艶も違うというか…
見た目からして美味しそうです。😄
食べてみると、味がしっかりと、本来の
サーディンの味です。
(原材料は、サーディン、水、海塩。)
そのまま食べたら、途中からちょっと塩味が
欲しくなったので、醤油をかけてみました。
焼いているからなのか、身がしっかりしている
ので、これをさらに焼くなり甘辛く煮るなり、
料理に使っても良いかも。
【 ④ Phare d'Eckmühl 】
これもビオのスーパー Naturaliaで購入。
3,60€でした。
(魚だけの重さで95g)
(原材料は、サーディン、水、レモン、塩、
タイム、フェンネル、パセリ、ローリエ。)
缶裏に、ブルターニュ沖でシーズン盛に
持続可能な漁法で獲られたサーディン
であることが書かれています。
③のサーディン缶と同じく、よく太った
サーディンがぎっしり詰まっていて、
美味しそうです。☺️
食べてみると、身がしっかりしていて
新鮮なサーディンの感じ。
③のサーディンに比べると臭みが無いのは、
レモンやハーブで薄く味付けしてあるから
だと思います。
この4つの中で比べると、私の味覚には
④のサーディンが一番合っていました。
冷やしておいたサーディン缶をパカッと
開けるだけで、白米とお味噌汁の昼ごはんに
合わせる一品に。
おかずが無い時に便利です。😄